道なき道を歩め
「道なき道を歩め」
花の投稿が続きますが、同じ花でも撮り方で随分と表情が違いますよね。
色々な側面や魅力が花にもある様に、一人の人間にも沢山の魅力がある。
プロフィール写真など撮る時に、よく「奇跡の一枚を!」と言われますが
本来は奇跡が起こると言うより、僕に言わせれば元々の貴方自身の姿ですよ!
そう強く伝えたい。
自分で自分を見くびらないで欲しい。と・・・
色々な世代(団塊の世代、バブル世代、ゆとり世代など・・・)がひしめきあう
そんな多様な価値観のある現在社会で、人々はどの様にバランスをとり
どの方向にベクトルを合わせて生きて行けば良いのか? 迷うところ。
効率性だけを求めれば、より早く高速道路を走っていれば良い
利益率だけを求めれば、燃費の良い車にさえ乗れば良い
ただそれだけでは、野道に咲く花の美しさ、愛を感じる事が出来ないだろう。
心が豊かになれないだろう。
便利になり、道具が揃っている豊かな日本では
舗装された道を探し、安心して進める道を
親は子に、先生は生徒に、上司は部下に、ついつい示してしまいがちだが
元来、人間の ”成功” とはいったい何だろうか?
イバラの道を擦り傷だらけで進みながら、思い悩み、
紆余曲折と体験して行く中に、人間の成長と成功があるのでは?
効率や利益、損得勘定だけで人付き合いをしたり、そう仕向けると
そこには、新しい力、新しい創造の道が生まれない。
ゆっくりと歩きたい人、じっくりと考えたい人にも
寛大である社会を・・・
子供の成長を温かく見守る様に、
人間づきあいにも相手に対し寛大に見守る覚悟が必要ですね。