コミュニケーションメイク
  <ニュース和歌山掲載記事より>
「入所者のみなさんにきれいになってもらおう」と、化粧師の池端秀之さんがボランティアで訪問。1時間半にわたりメイクの効果や方法を解説した。 約40人を前に、「みなさん、ときめいていますか?」と切り出した池端さん。化粧をしていない女性は交通事故率が高いことを紹介し、「男性にとってのネクタイのように、女性の化粧には気を引き締める効果があります」。さらに、痴呆症になる人には歯を磨かず、メイクもしない人が多いと話し、「心の持ちようで女性は変わる」と強調した。
 続いて、いよいよ化粧の実演。まず、保湿液をスプレーでたっぷり吹き付け、白粉をつける。さらに眉を丁寧に描き、口紅で仕上げ。わずか5分ほどの変身ぶりに、見守っていたお年寄りから「きれいになった」「若くなった」と大きな拍手が巻き起こった。
 この後、池端さんと同ホーム職員が手分けして一人ひとりにメイク。「お嫁に行けるで」「見合いに行かなあかんなあ」「顔洗わんとこかな」。元気な声が響く。
 池端さんは「化粧することで女性が元気になると、男性も元気になり、施設の雰囲気も変わってくるでしょう。毎日の歯磨きのように、メイクも習慣になれば痴呆の予防になりますので、(今回の訪問が)メイクに興味を持ってもらうきっかけになれば」と話していた。
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