どんな道を歩もうとあなたの思いと意思で歩いて行こう!
3月のある日、
近くの小さな公園に散歩に出かけ
マイカメラで撮った。
桜たちが、わぁ~とこれでもかと勢い良く咲き誇る頃は、
誰もが一斉に注目をする。
でもはかないもので
散り終わったあとは、すぅ~と引き際も早く
誰もが全くもって見向きもしなくなる。
さくらの木々や公園の
”存在”する忘れさられる。
これ人間模様と良く似ている。
人気のある時とない時の、人の見る目は半端ない。
でも散ったあとの花びらが、
土の上で重なりあって温もりあっている姿や
花びら散った後から新芽が出てくる葉桜は、
淡々と次の季節に向けての準備
をする様に感じる。
わたしたち人間も、咲くときもあれば散るときもあり
咲いてもまた次の準備をしなければならないと痛感するのだ。
どんな人生も、咲きっぱなしであるはずがない。
去年よりさらに美しく咲くことへの
心構え、準備、意思、覚悟、そして行動。
月日を重ねるだけで
過去の栄光に、しがみついている場合ではないのだ。
周りから全く注目されなくなった桜が
凛として淡々と、やることだけをする。
この潔さを見習い、次へのステップにしたいと
僕は、毎年葉桜を見てそう思う。
あなたは、あなたで
どんな道を歩もうと
たとえ誰からも見向きされなくなっても
あなたの思いと意思を
持って歩けば
過去よりもずっと美しい花を
咲かせられるに違いない。
化粧師秀のひとりごとでした。