「おばあちゃん!そんないい年して派手な化粧しないでおくれ!」 あなたは、言ってませんか?

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こんにちは、化粧師秀です。

 

タイトルにある言葉は、

デイサービスに通われているおばあちゃん(80代)に向かって娘さん(50代)がかけた言葉。

 

 

いまでこそ年を取ってもお洒落をする意識が高まっていますが、

23年ほど前では、年を取った人が赤い口紅を塗るのは恥ずかしいと言う感覚もあった。

   

自動車学校の先生

Mバーガー飲食業界15年を経て

美容界に入った僕の駆け出しの頃は

  

習いたてのメイク知識や技術 

メイクのチカラを持って何か出来ることがないか?と

8年間ほど整骨院や老健施設に通いボランティア活動をしてきました。

 

  

 

 

その時に掲げたテーマは、

KIK運動(キレイにイキイキ健康に!)

   

 

キレイにイキイキ生きることは、健康に良い!  

   

メイクをしたい

今からしようと努力しているおばあちゃん達に

何故に子供達(娘、息子)がとやかく言うのか?

そう苛立ったこともしばしばあった

     

 

いまこれを読んでいるアラフォー以上の方々

親のこの先の健康に不安を抱いている方々

   

 

自分自身が、キレイの意識を手放すことなく

いつまでも見本を持って

一緒になって親にもキレイを薦めて欲しい!

 

 

ボランティア活動の行く末では

「認知症になってからではもう遅い!」

そう思う様になり

 

娘の世代

つまりアラフォー以上の方々の意識を高める事で

親や子供世代にも影響を与えて欲しい!と

考える様になり今の活動に至ります。

 

  

いま僕は、58歳

  

 

元気だった両親が

だんだん手、足がか細くなって年老いて行く・・

 

  

足腰が弱くなり

毎年家族で楽しみにしていた旅行にも行けなくなる・・・

  

 

あれ?

何か会話がおかしいと思った時から

物忘れが激しくなり

ついには家族ですら誰だか判らなくなる・・・ 

   

 

僕も自宅で両親の介護を経験し

下の世話や徘徊、娘達への暴言などに

とても不安で悩んだ時間もありました。

       

 

自分も不眠症で

メンタルクリニックの先生にもお世話になり

先生のアドバイスで

両親を施設にお任せする事になりました。   

      

 

最終的には

介護施設や病院へ10年近く通い

親を看取った経験をしているので

人はおむつで始まりおむつで終る

そのはかなさがわかります。

 

  

この美容業界、メイク業界は、

一般の方からすると随分と華やかな世界で

とっても派手にしている様に思われがちですが

    

 

僕は今でも、もっともっと両親に

美容の楽しさやキレイのチカラを

提供してあげたかった!

そんな時間がもっともっとあったらと思っています。

   

 

お年寄りが口紅をひくと

色目を使ってとか、派手にしてとか

いまだに、そんな事を言う人がいるようです。

 

 

ちょっとカラフルな洋服を着るだけで

年甲斐もなくとかケチをつける人たちも。

 

 

身内の方々がああだこうだと

抑制しようとする事が多いのです。

  

 

そんな方々に

キレイにいたい”その気持ち”を大切にして欲しい!と

 

僕はもっと啓蒙活動をしていきたいと思っています。

 

 

JMAN(ジャパンメイクアップアーティストネットワーク)での活動もそうです。

毎年5月9日は、メイクの日と定められていて

メイクの意義を考え、みんなでメイクを楽しんで貰う活動です。

JMANとは、https://jman.jp

  

 

 

いくつになっても 

キレイになりたい

キレイにいたいと言う事は健康に良いこと。

  

  

施設生活の中で

メイクで楽しむ時間。

  

 

並べたカラフルな化粧パレット

口紅を見るだけで喜ぶおばあちゃん。

  

頬紅を塗布してあげると

照れくさそうに鏡を覗きこむおばあちゃん。

  

嬉しさのあまり

カラーパレットを食べようとするおばあちゃん。

  

 

でもね・・・

   

 

その喜びの瞳の奥で

 

息子や娘がなかなか来ないので 

”寂しい”と”寂しい”と

訴えている事を決して忘れないで欲しい。

 

 

やっぱり最期まで

元気なままで家族と一緒が良い。

 

 

わたし達はいくつになっても

キレイでいたいし健康でありたい。

 

出来ることなら人の世話にならずに

惜しまれて死にたい。

 

 

そして美容は

人の気持ちを前向きに変える大きな力がある。

 

 

これは男女共に言えることだけど

身の回りのキレイに意識をしない様になると

人はやっぱり老ける。

 

 

戦後焼け野原の中

一人の女性が割れた鏡を見ながら立っていた。

 

 

その鏡に映りこんだ自分の顔の汚れを

拭き取る事から再起を誓う。

 

「戦後の日本に明るい未来を」

 

「女性たちに笑顔の未来を」と

 

その女性は化粧品会社を立ち上げ

今に至ると言う有名な話がある。

 

 

 

眩いほどキラキラと

いつまでも心をキレイに

輝かせる事が出来たら良いですね。

 

毎日を 

”キレイにイキイキ健康に!”

KIK運動です。

 

 

 

 

※KIKは、私が駆け出しの頃から大変お世話になっている

 

金田整骨院の院長のK

僕の名前・池端のI

カラーセラピスト片山浩子さんのK

  

三人でNPOボランティア組織を作って活動していた頃の

苗字の頭文字をとったネーミングでもあります。

 

   

2022年4月9日20:00~

ジャパンメイクアップアーティストネットワークの活動の一環で

僕がウェビナーをさせて頂きました。

その時の内容を動画にしました。

   

潜在意識にアプローチする化粧(けわい)術

メイクが上達するために!

  

メイクが人生に及ぼす影響

メイクの効果をいま一度再認してみて下さい。

  

 

 

 

 今日も最後まで

ご覧頂きありがとうございました。

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